6月13日に表大雪地域、6月16日に東大雪地域で、大雪山国立公園の情報交換会がありました。
これは行政や山岳関係者が今年の予定や課題点をシーズン前に共有するための会議です。
山守隊も山岳関係者として4名参加しています。
内容について、一部ご報告致します。
●トムラウシでは、南沼汚名返上プロジェクトとして、南沼のトイレ問題の解決に向けて動き始めるようです。
●林野庁では、ボランティア巡視員制度が始まります。現在35名の自然保護団体やガイドさん、地元企業の方々がボランティア登録されています。
●気になる登山口への林道について・・・
 ・昨年の台風で崩壊した沼の原へのクチャンベツ林道は、崩れがひどく、通行できません。今後2年間での工事を予定しているそうです。
 ・原始が原は林道、登山道ともに通行止めは解除されましたが、滝コースの橋は流されており、滝コースは通行不可です。(林間コースは可能)
 ・ニペソツ山への16の沢林道、石狩岳、ウペペサンケ山に通じる各林道も通行不可となっています。トムラウシへの林道は通行可能です。ニペソツは別ルートでの再開を目指して調整中のようです。
 ・銀泉台への林道は6月22日開通予定です。
 ・高原温泉沼巡りコースは6月20日にヤンベタップの仮設橋を架け通行できるようになる予定です。
●山守隊としては、7月29日に黒岳、9月2日に裾合平にて、登山道整備イベント「たまには山へ恩返し」を予定しています。どちらも場所、内容等調整中ですが、現在参加者募集中です。詳細は近々upする予定です。
●また、登山者ができる面白い企画が始まりました。登山中、道の崩れや気になる場所があったらその都度メールで報告できるシステムです。「道の崩れを教えてね」という感じの企画でしょうか。こちらも、面白そうなので一度やってみて、後ほど詳細をアップします。
その他、各団体が今年の活動予定を報告しあいました。
今後もフィールドレポートや登山情報をお伝えしていく予定です。
皆さんも、気になる事柄があればお知らせください。
よろしくお願いいたします。
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