大雪山・山守隊 スタッフブログ

カテゴリ: 修行

だいぶお久しぶりとなってしまいました〜菅原です〜
前回のブログは10月28日と、あと少しで1ヶ月もブログ放置するところでした…
危ない危ない…
そんな長い間何してたかというと、皆さんお察しの通り 「報告書作成」をしておりました
夏に頑張ると冬も頑張らなきゃいけない山のお仕事
もっと頑張って通年のお仕事にしたいっすな
「お、ブログ書いてるということは、報告書終わった?」と思うでしょ〜
















まだなんですよ〜 

ずっと報告書作成してばかりでは
みなさんに忘れられてしまうので
少し動画を作りましたので、暇つぶしにどうぞ
 

大雪山の作業が終わりかけたころ、
もう一つの現場が始まりました。

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愛別町にある石垣山というところ。

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雰囲気のある登山道と

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迫力のある石垣がとても魅力な山です。

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クライマーも多く、きれいに掃除されている壁もあります。

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オーバーハングした岩が飛び出す壁。

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よく登れるなぁ、と感心します。

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愛別町では毎年、登山会で小学生たちが登るようで
町の山として草刈りはしっかりと行なわれています。

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そんな山ですが、この岩壁のとある場所に
間宮林蔵や松浦武四郎が泊まったと言われる岩屋があります。

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諸説あり、本当かどうかわかりませんが、夢があります。
登山道から数十m、かなりの急傾斜の斜面を登ったところにそれはあります。
その場所は見つけるのが難しく、
けもの道のような踏み跡がついているだけの道でした。

今年愛別町から、岩屋までの道をつけてくれないか、との依頼がありました。
斜面を見た瞬間、「オイオイキビシイゼ」と思いましたが
よく見ていくと・・・見えました。
難しい斜面に少しだけ、動かぬ場所が。きっかけになる場所が。
これが見えれば何とかなります。

とは言え、いろいろキビシイよ。何よりも荷上げがキビシイ。
でも今年はハードな作業を求める山男たちがいました。
キビシイ荷上げもクリアできそうです。

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直径20㎝、長さ6mの一本ままの木材が必要。
ふつうはあり得ない作業ですが、よくやります。

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どの地域でもやりますね。

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やればできるのさ。

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苦しいことは乗り越えるもんだ。

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ものすごく大変だったけど、きっと違う場所でもこの経験が役にたつはず。

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長い木材だけでなく、短いものも必要。

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約80本、1回4~6本(30~50㎏)。
助かりましたぜ。

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施工前。こう見えて急斜面。四つん這いで歩きたいほどなんです。

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太く長い木材で基礎をつくる。テンションを下にかけつつ、繋げていきます。

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短い木で階段を作る。約130段の木柵階段。杭は1本も使っていません。

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カスガイは使うけど、カスガイが取れても
荷重がかかれば木が動かなくなるように作ってあります。
「近自然工法」
自然の作用を利用して強度が強くなっていく方法です。

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ちょうど完成した日、久しぶりの登山者。
何やら斜面をガサガサしていたと思ったら
「この辺に洞窟はありませんか?」と聞いてきた。
ナイスタイミング「今、そこまでの道ができたところだよ」と
登ってもらいました。

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不安なく登ってくれました。

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岩屋への途中、こんな場所もあります。

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岩盤の隙間、人が一人やっと通れる隙間の先には・・

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愛別と石狩川を一望できる場所が。

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難なく岩屋へ到着。
施工前は自分も滑り落ちないよう、必死で登っていた場所でした。

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しっかりと登山道が完成。ですが通いながら思っていました。
この岩屋よりもこの石垣山の雰囲気が素敵でした。
紅葉時期に施工させてもらい、久しぶりの森でした。

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実は昨年、この場所を施工してます。もう自然に成りました。嬉しいかぎり。

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町に近く、アプローチが簡単で、森の雰囲気と素晴らしい石垣。
毎年行きたい場所になりました。

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北海道でここまで難しく、技術とアイデアを駆使した場所は久しぶりです。
急斜面の作業場所は作業自体もかなりの危険がありました。
スタッフにもときに怒声を浴びせます。
気を抜くと、ケガする、ケガさせるほどたくさんの危険。
いつもここに来ると、気が張り詰めて集中したなぁ。
だけどこういう作業こそ、技術が身に付く。
山守隊スタッフも怒号にビビらず、経験を積んでほしいところです。

施工完了し、愛別町の担当者と現場確認したとき
歩いた担当者が
「これは数百万の仕事でしたね・・・ボランティアみたいな値段でしたね」だって。
フフフ・・今度は高いよ!!

おかざき

9月26~28日
トムラウシカムイ天上の泥濘個所に木道を追加するため
山メンツで荷上げ、設置合宿をしてきました。

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今シーズンは7月にもイベントとして木道設置を行ないましたが
カムイ天上からカムイサンケナイ川までの泥濘区間はまだまだ長く
環境省からの業務としての施工でした。
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昨年も80基ほど木道増設をしましたが
その時は二人ですべてをやりました。
今年は「何かあれば手伝うよ」と言ってくれる人が多く、
「ハードな作業をぜひ!」と言ってくれた人に声をかけて見ました。
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3日間の作業、一日4~7人の作業者。
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この兄ちゃんが凄かった。
一日2往復の荷上げ作業。
歩く距離は9㎞くらいになる。
50㎏オーバーの木材を平気で担ぐ。
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50㎏担いでほとんど山頂までの距離を
歩いたようなもんです。
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各自の体力に合わせて全力です。
モンベル率が高い日でした。
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紅葉もイイね。
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途中で休憩。
この人も40㎏を2往復。
ふつうはこうなります。
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天候は良かった。
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そして荷上げだけじゃない。
現場についたら釘打ちが待っている。
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足腰を鍛えたら今度は腕を鍛えます。
右腕がパンパンになっています。
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合宿なので夜はみんなで晩飯です。
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オトコ飯。
(紅一点、下條さんが写真撮ってます)。
疲れ切っているので飲み会にはならず、早々に寝る。
次の日もあるんです。合宿ですから・・・。
奇跡的にいびきかく人がいなくて、とても静かな夜でした。
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二日目。
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人生経験豊かな兄ちゃんたちに囲まれて
菅原君も楽しそうです。
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3日目は荷上げはせず、ひたすら木道設置。
新たに70基の木道が追加できました。
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本当はこんな木道は無いほうが良いと思っています。
ですがこれがないと登山者が歩くときに法面を削り土壌が流され
植物が生えない状態になってしまいます。
この区間は新道になってからまだ10年ちょっと。
ですが数十㎝近くあった土壌が無くなり、岩盤が出てきている場所もあります。
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見た目も歩きにくさもありますが、これ以上土壌を無くしたくはありません。

こんな小規模な木道ですが、成果は着実に出ています。
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木道がしっかりと設置されている場所では
法面に植物が育ってきています。
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登山者に削られることなければ、まだまだ復元の余地はあるんです。
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今年はイベントとして、業務として150基ほどの小規模木道の増設が出来ました。
手伝ってくれた人も数十人になります。
ようやく半分以上の区間が保護されたでしょうか。
まだまだ保護すべき区間はあり、すべて設置できた時には
最初に設置した木道が痛んでくると思います。

ですが、こうやって人が関わり、登山道を管理するという形が大事なんだと思います。
お金があればあるなりに、なくても手段を考えてやれば
いろいろな形で保護活動はできると思っています。

山で働く人たちも、山を楽しみに来ている人も
気軽にこういう活動に参加できるようなシステムを作っていきたいと思っています。
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登山口の資材置き場にいた人懐っこいオコジョ。
ここに住んでいたんだべか。
また来年。
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おかざき


 こんにちは、すがわらです。

 本日はチェーンソー講習会の最終日でございました~

 もちろん寝てませんよ~



 午前中は刈払機の実習
 
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まずは全員でラジオ体操第一
まさかの講師の口頭BGM(昨日はラジオあったはず…)

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刈払機の簡単な説明を受け

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早速実技です。下條さん練習していただけあり、さくさくと
ほかの皆さんもさくさくと…


 全員終わったら、そのまま整備にGO!
 
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まずは刃の周辺を掃除し

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機械室(刃の付け根)を外します

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付け根には刃を回転させるギアが入っているのでグリスUPを行います
だいぶベトベトにするらしいです


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機械室脇のグリス注入用の穴から「ブチューーーーーー」っと
※機種により違うかもしれませんので、注入する際は場所を要確認です

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シャフトもグリスUP



ギア周り(特に機械室)は高速回転するため、グリス切れを起こしやすいそうです
刈払機を持っている方はチェックしてみてはいかがでしょうか~



整備はこんな感じで終わり…(キャブ等はバラしてないっす)



午後からは室内で少しお話があり

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最後は修了証の授与!お疲れ様でした!!


修了証貰った=現場でできる
ではなくやっと基礎を学んだだけです

これから現場でたくさん経験積んで
色んなことに対応できるようになれればと思います







P.S.今日の大雪山

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すがわら けいすけ



チェーンソー講習会3日目です!下條です。
今日は室内から抜け出して、外で実習です。

雨降りかと思いきや、始まる頃にはやんでくれました。
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まずはラジオ体操~

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玉切りの練習、

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受け口切りの練習、、
う~んうまくいかない!

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お昼休憩中結構な雨が降ってきました。
タイミング良かった。

午後はメンテナンスを学びました。
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中をごしごし

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目立ての練習

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これでいいのか!?よくわからない!
練習あるのみ・・・

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講師さんの、話の脱線ぶりと自然すぎる冗談が結構好みです。
良い(おもしろい)講師さんに当たってよかった~♪♪

明日が講習最終日、刈払機の練習です。
しもじょう

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