大雪山・山守隊 スタッフブログ

カテゴリ: 大雪山情報

しもじょうです。シーズン最後の大雪山での作業として、
昨日10月6日、当麻乗越まで歩いてきました。
台風前日、風もなく穏やかな一日、10月とは思えない暖かさ。
明日は嵐・・・?雪降るのかなぁ。。
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シーズンも終わりなので、
雪が降る前にロープを下げます。
駐車場でばったり会った、パークボランティアのOさんが、
「手伝うよー!」と、急遽長靴に履き替えて、一緒に来てくれました。
え~!ありがたや・・・
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昨年は雪の降る寒い中、慌ただしく撤収しましたが、
人数がいると作業が早く、ありがたい・・・
色々見ながら歩くことができました。

踏まれた植物を見て「ここをなんとかできんかねえ」と考える代表。
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こいつは矮性低木といい、踏まれているのは根ではなく茎だそうで、
踏まれさえしなければここからまた芽を出すそうなのです。
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こちらには、切れた根っこがたくさんありました。
この時期の凍結融解現象で、土が持ち上げられることで、
土にからんでいた根っこがちぎれてしまうようです。
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切れた根っこが集まって、
こんなふわふわマットみたいになっているところも。
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あったかそうに見えたりして。
土のふとん代わりになったりするのでしょうか。
切れてほしくないけれど、
根が切れるのが悪いことばかりじゃなさそうな。
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ヤシネットを見ると、凍結融解現象で、ネットをとめている番線が
浮きあがっているところが多々ありました。
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9月に設置したばかりのところです。
こんなに堅そうなのに、持ち上げる霜柱の何たる力・・・!
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ここは、この夏の間に、あったはずの木道が
流されてどこかへ行ってしまった場所でした。
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周りを見渡してもさっぱり無く、
どこへ行ってしまったのかと思ったら・・・
「あった」
と、笹薮の奥から見つけ出し持ってきました。えーっ!
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なんでそんなところにあるのを見つけ出せるのか…!と
仰天したのでした。。。
水路だから当たり前だべ、とのこと・・・
いやはや…
無事に再設置。
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きれいだ~
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愛山渓、今年はこちら側から何度かおりました。
来年は、愛山渓の登山口への林道が開通して、
愛山渓温泉にも入れるといいな。
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当麻乗越で休憩中、寝るガッちゃん(仕事中です)。
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当麻乗越から裾合分岐に戻る途中。
ここは、以前崩れていて、施工した場所だそうです。
言われなければ、全くわからない・・・
コケまではえて、昔からあったような場所です。
通った方は、見つけてみてください~
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最後の作業。裾合平のロープも下ろしてきました。
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茶色の裾合平も良いなあ。
また来年。
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近場の山での作業はまだ残っていますが、
今年の大雪山での現場作業はこれにて無事終了。
なんだかまだ暖かくて、雪が降りそうにもないなあ、と思ってしまいますが、
白くなった瞬間を見るのが楽しみです~。

しもじょう





しもじょうです。ここのところは連日山尽くし。
そんな中、ちょっと前に、
菅原くんと白雲岳避難小屋へ泊まりに行ってきました。
出発はここ、高原温泉。
ヒグマ情報センターのあるところ!
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立ち寄ってみました。
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いたいた!!やなぴ~
受付してました。
3日に1回は受付にいるそうです。
癒されます。


癒された後は、高原沼もめぐりたいけれど、
この日は白雲岳避難小屋へ向かいます。
ここ連日の山歩き、荷上げの後の緑岳への登りは結構こたえました。
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疲れた二人・・・

そこへ現れたのが、
白雲小屋の管理人、古山君!
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髭が良い感じになってきている!
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山が好きで北海道へ移住してきて、
GSS(林野庁のグリーンサポートスタッフ)を経て、
今年から白雲小屋で管理人をしている、変わった好青年です。
なんだか菅原くんが嬉しそう。
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小屋で出たゴミを背負って、
さわやかに去って(下山して)いきました。
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そして到着、白雲岳避難小屋。
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小屋泊まり、いつ以来でしょうか!嬉しい~
菅原くんは初の小屋泊まりです。
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そこへなんと、この方登場!
おなじみ、「イトナンリルゥ」のぴーちゃん(高木さん)です。
偶然です。
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この日は小屋に、常連さんが集まっていたみたいで、
楽しそうな飲み会が繰り広げられていました。
「高木さんみたいな人がいっぱい集まっている」んだそうです。
いっぱいいるのか・・・!!

そんな常連さんを大切にする、管理人の金野さん。
だからここに人が集まるんだな~。と、なんとなく感じました。
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疲れた我ら二人は5時から早々と寝てしまいましたが、
途中起きて外に出た菅原くんは、素晴らしい満点の星空を見たそうです。
いいな・・・
わたしも少し起きた時(ガスガスだったが…)に、
ぴーちゃんと金野さんが外にいたので少しお話しました。
20年程も前から知り合いで、大雪山と関わってきた人たち。
そんな人たちの話を聞くのは楽しいです。

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翌日は、あいにくの天気の中下山。
調査のためドローンを飛ばしたかった菅原くんは、しばらく小屋で粘りましたが、
この日は断念。
「そんなに甘くないよ~」と金野さん。
長く小屋で過ごしている人の言葉に、そうだよな~、となんだかとても納得。

今度は何泊かして、のんびりしたり仕事したりしようぞ。

下山したら天気がよくなってきたので、沼巡りをしようと、またまた高原温泉へ。
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今度は上で働いているやなぴーに会いました。
熊もまだ出ているそう。
紅葉は、ぼちぼち進んでいるみたいです。
週末くらいにピークかな?と話していました。
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それにしても、行くところ行くところ
なんて面白いところでしょうか。
山もいいけど、人がいいなあ、と思った2日間でした。
しもじょう

しもじょうです。今日も間宮へ。
昨日はついにダウンを着てしまったし、寒かったな~と思ったら、
山では霜柱がたっていました。

至るところで凍結融解現象が。
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霜柱が表面の土を持ち上げています
この霜柱が日中融けて、持ち上げられた土が崩れていくようです。
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簡単に倒れる霜柱
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「凍結融解現象が崩れの原因のひとつだ」と言葉では聞くものの、
こんなにたくさんを実際に目の当たりにするのははじめてでした。
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9月1日に設置したヤシネットの上部にも、
たくさんの霜柱。
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崩れて流れた土が、
流されずにここで溜まりますように。。。


裾合平では、
紅葉がまた少し進み、綺麗でした。
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久しぶりの晴れ。
今週は天気がよさそうです。
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しもじょう

しもじょうです。台風、地震と続き、
色々と予定の変更がありましたが、
昨日8日、間宮岳と中岳区間の補修作業に向けて、
現場まで資材を運んできました。
昨日から、旭岳ロープウェイも通常運行となっています!
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途中の裾合平。
一週間前の「たまには山へ恩返し」の時にはまだまだ赤くなかったチングルマ、
この日は結構色づいていました。
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強風の中、環境省東川事務所の齋藤さんと、
今年2度たまには山へ恩返しに来てくれている方が、
一緒に来てくれました。
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風にあおられながらも、
だんだん慣れてきた~と言いながら到着。
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風の強い中付き合ってくれて、
ありがとうございました!
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裾合平の紅葉、今週はよさそうです!


この前日9月7日、
当麻乗越に向かう途中のピウケナイ沢へ。
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紅葉がとてもきれいな当麻乗越ですが、
今年は途中にあるこのピウケナイ沢の飛び石が流されて、
渡るのが難しい状況になっていたので、
渡りやすいように、飛び石を配置してきました。

チェーンブロックを使って、大きな石を移動…
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また流されてしまうのだろうけれど、
とりあえずこの秋の間は、渡れそうです。
当麻乗越からの紅葉、今年はどうなるかな??
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ちなみに愛山渓温泉への林道は、
7月の豪雨以来引き続き通行止めです。
当麻乗越から愛山渓温泉に下山することはできませんので、お気をつけください
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姿見駅から裾合分岐までの区間には、
ところどころ、くまによる掘り返しが。
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小さな足跡です。
先日足跡のあった、親子熊のこどものかな??
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ロープウェイから見たら、先日の台風による強風で、
ななかまど等の葉っぱが吹き飛ばされ、白い幹が目立っていました。
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紅葉の中に冬みたいな木・・・なんだか珍しい景色。
紅葉の中に白い木が浮き出てきれいかもね~なんて話していました。
ちょっと楽しみです。

着々と秋が進んでいます~
しもじょう


9月4日、強風の日
秋には賑わう当麻乗越までの道を歩いてみました。
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ロープウェイは朝から運休。風の強そうな空。
こういう時は下から歩く。
1時間弱でいつもの場所へ。

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途中、天女が原の木道もかなりひどい状況。
でも不思議と気にならない。なんでだべ。
植物が復元して土壌侵食が見えないからかなあ。

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最近、標柱に緯度経度や標高が表示されました。
遭難対策の一環のようです。

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秋の気配の道。

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道の真ん中にはクマの親子の足跡。
2週間ほど前からこのあたりをうろうろしているようです。

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ピウケナイ沢の標柱に齧られた後。
最近です。

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割れた標柱の先端には・・

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体を擦りつけたのでしょうかね。

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こちらの近くにもうろうろした跡が。

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ピウケナイ沢付近は少しだけ紅葉が始まっていました。
そして今年のピウケナイ沢の渡渉がきつい。
昨年まで飛び石にしていた石が土台から流されており、
100㎏程度の石材では小さくて対応できなさそうです。
さてどうするかね。

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当麻乗越までの刈り払いは完了。

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当麻乗越の標柱には愛山渓方面が通行止めだという表示板が。

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沼の平の紅葉もこれから来そうですね。

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帰りに裾合平をみて施工物と紅葉をチェック。
施工物は問題なし。
紅葉も始まってきましたね。

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いつものごとくネット施工をチェック。
上段、中段、下段とすべて状況が違います。

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やはり上段の発芽が凄い。
中段や下段に発芽が起きるにはどうなればいいのだろう。

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復元したチングルマにも紅葉が。

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そしてよく観察してみると、なんかいつもと違うものがあった。

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これはチングルマではない。
なんだろうと思って周りを見ると、すぐ上の植物帯にこいつが見えました。

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葉の形から、これだと思われます。

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この種が真下に落ちて発芽したように見えました。

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おそらく、エゾコザクラだと思います。
花をつけるのは何年先になるのかな。
それでも、うれしい。

登山することで踏圧侵食というマイナスをし続けてきたけれど、
施工することで侵食を弱めてゼロに近づけ、
ようやく自然に対して小さなプラスになることができたのだろうか。

まだまだ、まだまだ、だと思うけど
向いている方向は間違っていないと思いたい。

あと数年たったらチングルマとコザクラが咲いているのかな。
いつも施工する前に、この場所に植物が復元したら・・・
と想定して始めるけれど、確実にその一歩は踏み出せたようです。

こういう施工をやらせてくれたことに感謝。





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