岡崎です。
山守隊チームは現在「田植え」の手伝いをしています。

(大雪山を見ながら田植え)

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大雪山で山仕事をしている人は、この時期田植えの手伝いをする人が多く、
たまに会う時には「どこ(の農家)に行ってんの?」が挨拶代わりになったりします。
自分もかれこれ15年ほど手伝いをしています。

最近は全国からの整備業務や、山守隊の事務作業が増え、
手伝える時間が限られてきましたが、
お米を作る作業「もみ蒔き」「田植え」の時間だけは作るようにしています。

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仕事にしている登山道整備とは全く関係ないように感じますが、
実は農業から得られる経験は整備の時にとても役に立っています。

考えてみると「近自然工法」とは「土壌を安定させて植物を復元させること」が
重要になりますが、農業も「土壌環境をより良くし、植物を育てる」ものです。
やっていることは近いと思います。

土と水の関係、気温と植物の関係、風や湿度や雨の量、
周りの植物との共生、それを利用する昆虫や動物・・。
農業で得た経験から、登山道整備の時にも「だいたいこんなもんだ」
という雰囲気がわかります。

そして、何よりもとにかく全力作業で身体を使いきれるのが良い。
体力は使い切らなければ増えないような気がします。
体力が使い切れる作業があるのはありがたいです。
身体は山作業が始まる前に痛めつけておかないと、
なかなか山では言うことを聞いてくれません。

というわけで、山守隊スタッフも半強制的に農業に従事。
お米やトマトやとうきびを作りながら、土を知ってもらい、
生態系の基礎を学んでもらいます。

(田んぼと夕焼けはとてもきれい)

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事務所の周りにも、登山道で起きている現象、
凍上現象・凍結融解現象・流水侵食・土壌流出などは見ることが出来ます。
そして農家の人たちはそれらに対応しながら農業をしています。
登山道だけで起きている問題ではないし、知識ではなく「知恵」として
受け継がれている対応方法もたくさんあるようです。

(田植え中でもあそぼうぜ!)

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自分は「登山道整備の専門家」にはなりたくありません。
いろいろなことをつなげて考え、行動できる
自由な発想の人間になりたいといつも思っています。

明日も田んぼを見ながら、何かに気付き、
新たなアイデアを思いつけるよう頑張りたいです。

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