大雪山・山守隊 スタッフブログ

 お久しぶりです、スタッフの菅原です

昨日は「大雪山国立公園フォーラム」に参加してきました

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初めて来たぜ、アークス大雪アリーナ


フォーラムのテーマは「新たな管理運営体制で世界に誇れる山岳国立公園を目指す」というものでした
 
登山者目線の内容というよりは、管理に携わる人向けのものでした
(一般の方が聞いてても面白かったと思います)

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よく知らない人もいると思うので
テーマに「新たな管理運営体制」とありますが

これから大雪山国立公園の管理体制が変わるんです 


今の管理体制は「大雪山連絡協議会」(通称:大連協)が管理計画を立てて

その下で情報交換会や各部会があり定期的に動いてるという感じでした。


今での体制何が悪かったの?というと大連協を構成するメンバーは、環境省・北海道・市町という行政だけで、

現場で動いている民間団体は入っていなかったんです。
つまり現場はどれだけ声あげても、管理計画や問題解決のために反映されずらかった。


新たな体制「協働型管理運営体制」は、大連協のメンバーに民間団体も取り入れ、一緒に管理計画や現場の問題解決していくというもの。

管理者・民間団体関係なく、皆同じ席について話し合いができることができます。めでたいのです!!!

すがわら君の説明じゃわからんぜよ、という方は大連協HPへ 


フォーラムの話に戻りますが
今回は「協働型管理運営体制」を先進的に行なっている
妙高戸隠連山国立公園と尾瀬国立公園の方がいらっしゃり、事例発表をされていました。

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様々な取り組みをされているみたいで、ライチョウの保全活動や木道の維持管理、
まちの景観を考える勉強会などをされているそうです
「これは大雪山のあそこの問題解決に使えそうだな」
「今後エコツーリズムに取り組むなら、ここがキーポインとか」
と聴きながらアイディアが出てくる。実践してみたい。
 

両国立公園とも大切にされている点は「ビジョン」がはっきりしていること。
特に、皆さん(利用される方・ボランティア・地域の方)を見てるという姿勢が見て取れます。


大雪山国立公園の「ビジョン」=どんな大雪山国立公園がいいか
これから考えていくわけですが、ここをきちんと考えられるかで今後が大きく変わると思います


山守隊は現場にいる民間団体です
だからこそ登山者や地域の人の声をたくさん聞ける立場にいます
たくさんの人たちの意見を取り入れ、それを管理運営に生かしていければと思います


まずは、ビジョン作りですね



-20度を超えたと思ったら、今度は雪と風の吹き荒れる北海道
今日外へ出ている方お気をつけください~。しもじょうです。

昨日旭岳ビジターセンターへ行くと、
偶然にも道職員のお三方がいらっしゃいました。
いつも山のことでお世話になっている、上川総合振興局の方々です。

~夏のひとこま~
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このお三方、
ここで何をしていたのかというと…
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「ビジターセンターの屋根の雪下ろし」でした!

途中、「向かいのトイレの雪下ろしに行く」と行って向かったふたり…
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どこから登るのかと思ったら…
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登った!!!身軽です。
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どこまでが屋根でしょう・・・
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通りかかるスキーヤーたちに時々写真を撮られておりました
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陽が暮れてきたところで作業終了、
下に溜まったのはこの日下ろした雪!
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道職員、こんなこともしていたのですね!知らなんだ…
偶然にも良い瞬間に立ち会えました。
お疲れ様でした~!
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おまけ★手伝うがっちゃん
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しもじょう

2019年が始まりました。あけましておめでとうございます!しもじょうです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆さん良い年末年始を過ごされましたでしょうか?
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山守隊も正月休み中ではありましたが、
年明け早々、空家の改築作業をしておりました。

今回は大変身したのは、生活にとっても大切な場所・・・・・
トイレです!
年明け早々出す写真がトイレなのはどうかという感じですが、
何せその変わりっぷりに感動したので、
どうぞ載せさせてください。


これが以前の状態です。
うわ~、使いたくない・・・
という雰囲気にあふれていました
トイレ前1
角に置いてあるのはいつのティッシュ箱でしょうか・・・
トイレ前2
それが徐々に、様子を変えて・・・
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「こんなにトイレを抱きかかえることは今後無いだろう」と言いながら取り付けているところ
(トイレはぴかぴかの新品です)
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なななんとかわいらしいトイレに…!
使うのがもったいないくらいピカピカです!
新トイレ2

そして居間も・・・
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がびーん という感じだったのが・・・
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こんな感じに・・・!
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改築作業がはじめてのわたしは、
こんなに変わるものなのかと感激しまくりです。

ひとつひとつの細かいことをきちんとやっていけばできるのだと
小さなことが大事なのだと、ほんとうに、そのとおりでした・・・!

床の本格取り付けや、写っていないスペースは
まだまだ作業中ですが、とりあえず住める空間になりました。

そして出発前日の夜まで作業していた代表は、
ばたばたと出張、小笠原へと旅立っていきました。
毎年この時期になると小笠原へ登山道(遊歩道)整備に行っている代表の、これまで数年間の小笠原での様子は、合同会社北海道山岳整備のHPで見ていただけたら幸いです。
(今年はまだですが、昨年までの小笠原でのブログが見れますhttps://blogs.yahoo.co.jp/sangakuseibi/folder/543449.html?m=l


皆さま良い1年になりますよう・・・
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
しもじょう

岡崎です。
先日、山守隊の会員さんから「ヤマケイに載ってるよ!」と連絡あり、
最新号を買ってみました。
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本当だ、最初のほうに載っている・・・。

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実は今期の山守隊活動が山と渓谷社さんが認定している
「日本山岳遺産」に認められ、登録されることになりました。

「たまには山へ恩返し㏌黒岳」の活動が登録され、
日本山岳遺産として認定団体が大雪山・山守隊、認定地は黒岳になります。


全国の中で4か所選ばれたうちの一つで、
持続可能な登山道維持活動を模索・継続している点、
行政や研究機関と協働し、一般のボランティアも巻き込みなら活動を広げている点
を評価していただきました。
活動を支援してくれたたくさんの方々やボランティアで参加してくれた方々が
いてくれたおかげだと思っています。

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今後は山と渓谷社さんの雑誌やウェブサイトで広報支援を行なってくれるようです。
全国に見られながらの活動となり、うれしさとともに責任も感じています。
成功も失敗も、その過程も含めて、正しく発信できるようにしていきたいと思います。

大雪山からは黒岳の活動のほかに「トムラウシ山」の活動も認定されています。
トイレ問題に取り組んだ活動を評価された、新得山岳会さんが認定団体になります。
山守隊もトムラウシトイレ道の植生復元等に関わっていますので、嬉しさ倍増です。

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実はもう一つ選ばれている「飯豊山」にも2年ほど講師として
登山道整備方法を伝えていました。
講師という立場でしたが、学ぶものはこちらのほうが多かったかもしれません。
とくに、施工者が施工したものについて良くも悪くも言い合える状況を作り、
より良くなるように持っていける雰囲気はどこの地域よりも
進んでいるように感じます。
この言い合いは、実はとっても大事なことで、とても難しいことなんです。
自分は技術よりも大事だと思っています。
また、大雪山イベントでよく行なわれるイベント後の懇親会も、
この地域を見てからの発想でした。
講師で行った2年間で「飲みにケーション」の重要性を学びました。
この大事さは皆さんも感じていると思います。

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山岳遺産として全国4か所の認定地のうち、3か所が登山道整備や復元活動になります。
これからの山岳登山は山岳管理と切り離せないもののように感じました。

2月23日に東京で行なわれる日本山岳遺産サミットで活動報告をしてきます。
北海道大学の工藤岳先生の特別講演もあり、いろいろな地域の方との
つながりを持てることをとても楽しみにしています。

今年もあと三日で終わります。
年の瀬に嬉しい報告をできたことをスタッフ一同皆様に感謝します。
今期一年、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。

                                                                          大雪山・山守隊 岡崎哲三











しもじょうです。今年も残りわずかとなってきました。
1年を振り返ってたそがれたい~
空家改築と年末もろもろ作業中の山守隊です。

今週は、大雪山の登山道関係者が集まって行う「情報交換会」へ出席してきました。
表大雪は旭川で、東大雪は帯広にて。
「情報交換会」は春と冬の年2回行われ、
各自の活動について報告しあう会議です。
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皆が皆、それぞれの想いをもって活動してきた1年間の報告です
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資料は分厚いです
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いつも思うのは、この会議がいろんな人に広がれば良いなあということ
この会議の存在を初めて知ったときは、何を話しているんだろうと、
わたしはとても気になっていました。
山のことを想っているのは、ここに集まっている人たちだけではなく、もっともっとはるかに多くの人たちなのですもんね
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情報交換会の後にはワークショップも行われました。
この情報交換会をより良い形に変えていくために、
何が必要か、今何ができるのか・・・
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環境省のホームページに、概要が載っていました
字で見ていると疲れますが、
これまでのワークショップで話された内容なども載っています。
参加した人だけでなく、
大雪山を取り巻く皆で共有できたら良いなあと思います。
http://www.daisetsuzan.or.jp/protection/kyoudou/?fbclid=IwAR1Ry6OxV3wmFE_zcr0ihdGV9IhAbU9hCvErCO3_vSG39apEA2ESe-N7Ds8


帯広で行われた情報交換会、場所は十勝総合振興局。
目の前には帯広神社。
昨年も気になっていたのですが、
今年は時間があったので訪れてみました。
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峠を越えると雪が少なくなり、帯広は雪も少なく暖かい
そして六花亭のケーキも美味しい、よいところ
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今年も残り10日ほど。
皆さま良い年末をお過ごしください~!

冬山の季節になってきましたが、なかなか本格的に雪は降らないですね。
山守隊代表の岡崎です。
山守隊は空き家リフォームしたり(楽しい)、
報告書を仕上げたり(苦しい)、
企画書を作ったり(苦手)・・・。
最近は来季へ向けての会議が多くなっています。

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この会議もその一つ「登山道ワーキンググループ」なるもの。
これは、いろいろな人が登山道整備に関われるようにするため、
ルールを設け、手順を守り、技術ある整備が適切にできるよう、
管理者と施工者が専門家を交えて施工の良し悪しなどを考えていく会合です。

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今年始まったばかりで課題は多々ありますが、うまくいけば
大雪山の施工レベルが上がり、過剰整備やあまりにもバランスがとれていない整備が
少なくなっていく可能性があります。

メンバーには管理者である行政のほか、施工に関わる関係者、
地質の専門家、公園管理の専門家、植物の専門家などなど。
自分も施工者として、また近自然登山道工法の専門として加わっています。

だけど内容はなかなかに難しい。
現状の登山道整備には「基準」がなく、過剰整備だろうが不足整備だろうが
施工直後にある程度歩きやすければ「問題ない施工」として認められます。

その後の侵食作用に耐えうるのか? 植生への負荷や回復は? 
自然環境とのバランスはとれるのか? 景観を変えすぎていないか?
登山道整備は本当に難しく、自然や生態系の知識はもちろん
景観との調和という感性も必要です。

全国各地を見てみると、侵食と保護のバランスがとれていない整備や、
過剰整備で元の景観が変わってしまっている地域もあります。
施工後に「これで良いのか」と議論になる地域もあるほど。
だけどその前段階には、どの地域も「直さねばならない」というひどい状況があり
「山のために・・」という「善なる思い」がいろいろな行動を作っているんです。

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山への善なる思いが、過剰整備につながり、景観を変え、
自然に近い歩道が人工的な道となってしまうのは悲しいことです。

大雪山でも過去には、設計者と施工者が金額的にも体力的にも
本気で頑張った結果「間宮城」が出来ました。
登山者や関係者からは「なぜあのようになったんだ!!」と散々でしたが
設計者も施工者も「本気で考え全力でやったんだ!」と批判に耐えていました。
景観にも地質的にも現場に合わない施工でしたが、
誰が良い悪いという話ではないように思いました。

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「山のために」と考えて「お金」を使い、いろいろな人の「労力」を使うならば
山に関わる人や地元の人の合意が必要だと思います。

スイスで始まった「近自然河川工法」では、河川を施工する前には
地元住民と施工後の将来的なこともしっかりと話し合いをし、
地元民と「こういう川にしていきたい」という合意をもって施工を進めると聞きました。

本来は山でも将来のことを考えて行動すべきなんです。
「近自然登山道工法」でも植生の復元は重要事項です。
高山帯での植生復元は数年どころか数十年でも結果が出るかどうか・・。
現状の施工計画は、単年度ですべて完了し次年度以降はまたいつか、という感じですが
将来を見据えた施工はどうしても必要なんです。

今回の会議では、もっと小規模な施工ながら
いくつかの具体的な場所の対処方法が検討されました。
自分も写真や動画を見せながら、侵食原因を特定し、
そのために必要な最低限の施工を提案したり、
難しい場所は無理に施工せず、専門家を交えて講習会をしよう、などなどを提案。IMG_20181216_113040
場合によっては「施工したい!!」という勢いを止めることもあります。
その施工方法ではかえって侵食が起きる、という場合には
その人の気分を害してでも「否!」と言います。
本当はすべてに「イイネ」と言っているほうが嫌われずに楽なのですが・・。

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だけどこの会議は本当に勉強になると思います。
施工をしたい人や勉強したい人にはぜひ参加してほしいところ。
今のところ参加者を少なくしているけれど、本当はすそ野を広げるべき。
誰もが知識を持ち、技術がなくとも判断はできる状態になれば
おかしな施工は減り、大雪山全体の施工レベルは向上すると思います。
現在、環境省がこのやり取りをまとめてホームページに掲載する方向で動いています。

山守隊は施工者として、様々な人の善なる思いが過不足ある結果にならぬよう
努力しなければならないと思っています。
ボランティアの方々の想いや行動が、正しい形で自然に受け入れてもらえるように
自然観察を徹底し、間違いあれば反省し、うまくいったら共有し・・。

せっかく労力をかけた努力の結果が、
新たな侵食を生んだり人工的な景観になってしまうと
批判されるほうもするほうも悲しむべき状況です。
(自分を含む責任者にはキッチリ批評してください)

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近自然工法を勉強し続けてわかったこと。
正しい「考え方」というよりも、「自然の成り立ち」が正しいのだと思う。
自分が正しいと思っても自然が違うと言ったら施工物は崩れる。

成り立ちを知る自然観察は、謙虚に、
とにかく謙虚にならなければ、見えないのだと思う。


お久しぶりです、菅原です。
前回のブログでも触れたのですが、現在家のリフォームをしております。
大工作業はほとんどしたことがないので、慣れませんがなんとか…

ここ数日で進みに進み、
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腐って傾いていたキッチンの床は
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モルタルを盛ったり
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水平出したり
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壁も床を貼りなおして
キッチンは
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今こんな感じに
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天井や壁が終わってからシンク等を設置予定です

天井もコンパネを使って平にし
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塗装開始!!
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天井も壁も白くする予定
左官仕事は初めてなもんで、なんとも難しい…

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作業中に大家さんから素敵なプレゼントが
バシッと目立つところに貼らさせていただきます!

この家は山守隊でも使わせていただくことになるので
大家さんのことは改めてご紹介させていただければと思います

明日もがんばりますよ!!

すがわら


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